山口県下関市の和菓子製造工場・店舗

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お茶の赤星園では、一般のお客様でもご購入いただける併設店舗「ノグーとルメイ。」を展開。
衛生管理の行き届いた自社工場で製造した、安心・安全の和菓子の素材を使い、
丁寧にお作りしています。

ノグーとルメイ。とは

下関にある「のぐるめ街道」に暮らす二匹のリス、ノグーとルメイ。
野山に咲くわらびを集めて、いつも仲良くお団子作りをしています。
今日も気軽に「ノグー!ルメイ!いつものアレある?」って声をかけてみてください。
すると、野山で収穫した食材で作った自慢のお団子を、
厨房から運んできてくれるはず。

そうそう、二匹がちょっと失敗しちゃったお団子があったみたいです。
そんなときは、「ドンマイ、ドンマイ」って優しく声をかけてあげてくださいね。
和菓子の新たな可能性と組合わせをノグーとルメイは、
仲良くこの場所で作り続けていきます。

ノグーとルメイ。

〒751-0829 山口県下関市幡生宮の下28-8 (お茶の赤星園と併設)

  • [営業時間] 9:30~18:00
  • [駐車場] 店舗前完備(お茶の赤星園と併用)
  • [電話番号] 083-252-2546
  • [定休日] 日曜日(祝日を除く)・祭日

野久留米街道とは?

文久三年(1863年)5月10日に始まった馬関攘夷戦争で、長州藩はアメリカ商船・フランス・オランダの軍艦を次々に砲撃し追い払いました。しかしそれから1ヶ月もたたない6月5日、フランス軍艦セミラミスとタンクレードの2艦が来襲し前田砲台を占拠し民家を焼き払ってしまいました。
同年6月6日、前日の敗北により高杉晋作が馬関防禦を命じられ、萩より来関し直ちに奇兵隊を結成したのですが、再度英・米・蘭・仏の四国連合艦隊に敗れ、高杉の手により講和が成立しました。

州崎の台場(現在の宇部生コン)より少し唐戸よりの山手に、実際だんごを売っていた茶屋があったと古老の口伝が残っています。話によると、竹の皮に包んだ団子で火の山から野久留米街道に到る難所の山路を通る旅人に愛された名物団子だったそうです。持ち帰り用に使った竹の皮と竹籠の意匠、原料を吟味厳選して創った和菓子が「のぐるめだんご」です。歴史の中に埋もれゆくもの、忘れつつある文化や伝統を何とか継承したく商品化致しました。何とぞご賞味下さいませ。